さて。
御大リアニというのはその名の通り御大の使うリアニメイトのことであるが、
その種類は多岐にわたり、もはや何が何だかわからないので体系化してみた。

ベースは黒単リアニメイトである。
ドローソースなぞなかった、と言わんばかりに右手ですべてをねじ伏せる形がベースであるが、
あまりに対応できないカードが多すぎるためにタッチカラーをしていくことになる。
どの色をタッチするかでかなり戦略が変わってくる。

・タッチ白
メインボードは《堀葬の儀式/Unburial Rites》が使えることがかなり大きい。
サイド後は白の柔軟性を生かし、ぐでぐでゲーに持ち込んで
タイタンをノーマルキャストして勝つパターンが多い。
レガシーにおける白タイタンの制圧力は半端ではなく
これが場に出ればほぼアドバンテージ面で押し切れる。
ピアス、スネアをメタるために《忠臣/Loyal Retainers》が使えるのもなかなか。

・タッチ赤
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》と《憤怒/Anger》が超強力。
嵌った時の爆発力はさすが赤といったところだが柔軟性に欠ける。
サイド後はハンデス地獄からの《要塞の計略/Stronghold Gambit》で
こっちだけショウテル状態にして勝ちに行くのが基本。
白力線に弱い。

・タッチ緑
メインボードはほぼ黒単になるが、サイドにさまざまな戦略ができる。
緑の特権《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》は根絶すら予防するスーパーカード。
また、ロームによる土地伸ばしからのノーマルキャストプランも強い。
穿ったところでは召喚の罠による奇襲もあるので青相手はかなり楽。
(リアニメイト相手にカウンターを抜く青使いはまずいないだろう)
先ほどメインはほぼ黒単になる、と記述したが最近は3色で組む場合が多い。
緑をつかうとロームのおかげでマナベースが安定するからだろう。

・青黒
これだけは別物で、基本的にはジン様最強になるように構成する。
青の特権であるピッチカウンターを使用して簡単アドバンテージゲームになるからだ。
ただ、多くのレガシープレーヤーに形をほぼ熟知されているので
サイド後一番キツイのも青黒である。


3色化もほぼすべて試してみることができた。
その場合は青、緑のどちらかは選ばないと安定しない。
やっぱりデイガカラーは死にカラーの香がする。

・青黒緑
ブレストとロームが非常に強力。
メインボードにロームを入れてもいいくらい。

・青黒白
サイド後恐ろしく柔軟性が高い。
お勧めはサイド後は聖トラフト除去コンの形を取るパターン。
再活性で聖トラフトを釣った際の効率が良すぎてやばい。

・青黒赤
基本的にはリアニメイトに置いてデッドカラー。
青赤で組み合わせても大したことはできない。
事故率が上がるだけのような気がするし実際そうだったような。


・黒白緑
サイド後ビッグマナっぽくなる。
柔軟性ありすぎてメタ次第でサイド戦略が大きく変わる。

・黒緑赤
ジャンド。
多分ジャンド。
赤メイガスのせいで召喚の罠の破壊力が半端ない。
巻物棚ロームが最強になるパターン。


こんなところだろうか。
ちなみに多色化する、ということは低速化する、ということなので、
Zooおよびデルバー対策は怠ってはならない。
最近リリアナが強い理由でもある。


基本的には青黒はコンボ、そのほかはコンボ内蔵コントロールの形になる場合が多いのが
御大リアニの特徴的なところだろう。


まだまだリアニ道は深いようである。

コメント

消える
消える
2012年4月14日10:39

いつも日記拝見してます。
私もレガシーでリアニ使っており、大変参考にさせていただいております。
リンクさせていただきました。
御迷惑でしたら、解除致します。

羽山俊久@御大
2012年4月14日11:03

いえいえ、リンクありがとうございます。
こちらもあとでリンクさせてもらいますのでよしなに。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索