御大向け　苦花対策

2008年12月21日日常コメント (2)

まあ、フェアリーのみならず今のスタンで一番ぶっ壊れたカードといえばコレ。
こいつの対策方法をちょっと整理してみよう。

1　《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
今やクイッケンの基本となりつつあるスペル。
デッキとしてはコントロールに入れるほうが多分強いので御大向けではないｗ

2　《祓い士の薬包/Dispeller’s Capsule(ALA)》
《エーテリウムの達人/Master of Etherium(ALA)》デッキならというところか。
ただ、どちらにせよエスパーカラーになりそうなので魔除けのほうが丸い。

3　《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》
一応白ければどんなデッキにも入りうる万能カード。
プレインズウォーカーにも触れるし、生物も《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier(EVE)》以外はほぼＯＫ。

4　《エルフの呪詛狩り/Elvish Hexhunter(SHM)》
コレが今一番アツイかもしれない。
「特定のデッキにしか効果が薄い」という条件なら《難問の鎮め屋/Vexing Shusher(SHM)》も同じだろう。
コイツを中心にした白緑系のビートダウンが組めれば、苦花はきっと絶望するはず。

というわけでコイツを無理なく運用できるカードを探してみる。
先ずはスペックの再確認。

エルフの呪詛狩り/Elvish Hexhunter 　(緑/白)
クリーチャー — エルフ・シャーマン
(緑/白),(Ｔ),エルフの呪詛狩りを生け贄に捧げる：エンチャント１つを対象とし、それを破壊する。
1/1

注目ポイント
・緑白である
・エルフである
・シャーマンである

まず相性のいいカードはエルフ関連だが、1/1が2/2になっても微妙な気がする。
むしろシャーマン、緑白という点を突くべきだろう。

前者は当然《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege(SHM)》とのシナジーである。
これはデッキも組みやすいし、実践的なデッキが組めそうである。

後者のシャーマンデッキとしては当然《憤怒の鍛冶工/Rage Forger(MOR)》。
ただ、シャーマンデッキの性質上カードを並べなければいけないので
ちょっと不向きな気もする。

というわけで丸く緑白ビートでも・・・と思いビートに適した生物を探してみた。

《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》
《安寧砦の精鋭/Safehold Elite(SHM)》
《ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron(ALA)》
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
《萎れ葉の騎兵/Wilt-Leaf Cavaliers(SHM)》
《クァーサルの伏兵/Qasali Ambusher(ALA)》
《萎れ葉のしもべ/Wilt-Leaf Liege(SHM)》
《薄暮の大霊/Oversoul of Dusk(SHM)》
（3色）
《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower(LRW)》
《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk(ALA)》
《数多のラフィーク/Rafiq of the Many(ALA)》
《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》

なるほど。
デッキとしては十分ビートダウンできそうである。
2.3マナ域が非常に厚く、安定したビートができそうである。

そういえばスタンダードで《クァーサルの伏兵/Qasali Ambusher(ALA)》の性能が未知数だな。
3色になると特殊地形も多くなるし、あえて2色で組んでこいつの性能を確かめるのも悪くないかもしれない。

つづく。