R.E リアニメイトはダメなのか？

2008年2月4日

早くもGPT等の結果が出てるので解析。

ヒバリ武者かがみんコンボは各所にかなりのインパクトを与えたようです。
墓地対策で意外と凌げる（特にトーモッドの墓所はどんなデッキに入る）ので、
コレの影響でリアニメイトにも致命傷の予感。
スタンダードのメタにある2つのデッキのメタカードになりえるのだから入ってこないはずは無い。

戦斧エルフは前評判どおりと言ったところである。
圧倒的速度を持って蹂躙する、ビートダウンの正統派と言えるだろう。
カメレオンの巨像という「天敵」を迎えたが、黒命令ではなく踏み荒らしで対処している。
（もっともこの点に関しては主任は驚かない。ツリーフォークデッキにて踏み荒らしの有用性は確認済である）
このデッキより速くなければビートダウンではない、とまで言われるがそれも頷ける速さ。

思うに、エルフは黒ではなく青にシフトをするのかもしれない。
《心霊破/Psionic Blast(TSB)》という万能火力の存在があるからだ。
群れ使い以外はコレ1枚でほぼどうにでもなるし。
群れ使いが対応できないなら自分で群れ使いを使えばいいだけの話。
サイドから《瞬間凍結/Flashfreeze(10E)》でいいんじゃないかと。

だがそれらの動きを覆す可能性のあるビートダウンが出てきた。
フェアリーとキスキンである。
前環境においても一定ラインの強さを維持していただけあって、
補強された今回のプールでも相当な強さを誇る。

どちらも「テンポ」という面においてはエルフと同レベル、もしくはそれ以上であると主任は見ている。
先手ゲー感は否めないが、それぞれ「トリック＋アドバンテージ」「速度」という面においてエルフを上回ると感じた。

具体的に言えば
「アタッカーがブロックされない（されにくい）」
コレに尽きる。
前者は飛行、後者は軽量除去がそれに補正をかけている。

今回出てきたのはコレくらいであるが、赤が全くといっていいほど出てこない。
クリーチャーの質もさることながら、火力の劣化がおそらく原因であろう。
《黒焦げ/Char(RAV)》さえ残っていればこんなことにはならなかったと思うのだが・・・

さて、総括しよう。

主任が考えるに先ず回答となりえるのは「軽量除去」である。
そうでなければキスキンが残るはずが無い。
速いとはいえ、どう考えてもサイズ面でエルフに勝てるはずは無いのだ。

無難に考えれば《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》の出番なのだが、
カメコロ、黒近衛のせいで全幅の信頼を置けなくなっているのが現状であろう。
赤、もしくは白の軽量除去を標準搭載したいところだ。
（この点に赤の復権がワンチャンスあると思っている）
ただ、この2色が使いやすい部族はマーフォーク、ゴブリン、ツリーフォーク、巨人、エレメンタルと若干心もとない種族。

となれば種族ではなくキーカードで考えるべきだ。
ブリンクやテフェリーの壕などはそれに値する。

となれば・・・・・・

ありきたりだが青白のブリンクがもっとも「勝ちに行ける」デッキではないのか？

メタにあったデッキ・・・という回答では主任はコレに落ち着く。
伊達に研究されているわけではないのだ。

さて、ここで主題のリアニメイトである。
アクローマ・ボガヘルの高速召喚、及び黒であることの利点をキッチリ活かしきれば1戦目の勝率はトップクラスであるのは間違いない。

問題はサイド後である。墓地対策を対策しきれるのか？
トーモッドの墓所の場合は真髄の針でとめることも出来るだろう。
しかし石覆い、根絶の存在するのが致命的。

おそらくはコレまで以上にサイド後の「変貌」が要求されるのではないか？

先ずはならず者との連携。
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(10E)》
《コー追われの物あさり/Looter il-Kor(TSP)》
《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》
《ヴェク追われの侵入者/Trespasser il-Vec(TSP)》

など、実はそれなりにならず者を投入できることがわかる。
15枚のスロットを完全にアグロサイドにすればあるいは・・・？

一度実験してみたい。